×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昔から好きで、見かけると、つい買ってしまう「ゴルゴ13」。
リイド社より発行の単行本は151巻、文庫本は122巻(2009年1月現在)にも及ぶバケモノマンガです。
そんな、コミック界の最高峰『ゴルゴ13』の、その34年に及ぶ連載全エピソード・476話から、読者アンケート上位13作品を選び、一冊に集成したのがコレ。
1300ページを超すボリューム、どこから読んでも名作揃い。贅沢な一冊!
重さを測ったら、1.6kg!片手で長時間読んでると手首をイワします。
ゴルゴ13の魅力は、その徹底したリアリティーにあります。
その時代時代における政治、国際関係、経済、社会の現実を踏まえたそのストーリーは、掛け値なく面白い!現代の国際情勢をわかりやすく学べます(ただし、現実の世界を題材にしているものの、多分にフィクションも含まれているので、鵜呑みにしてしまうのは問題ですが)。
そして、もうひとつの魅力は、ゴルゴ(デューク東郷)というキャラクターそのもの。
笑わない、必要なこと以外はほとんど話さない、感情をほとんど表に出さない。
仕事を遂行するためなら手段を選ばない冷酷無比さで、感情移入することが難しい。
でも、女にはモテる(笑)こんなキャラクター、今まで存在したでしょうか!
ゴルゴは、その生き様が、仕事を完璧に遂行するということ一点だけにむけられています。
40年間、そのキャラクター設定はまったくブレません。
最近、ゴルゴ13のアニメが放映されていましたが、それがショックを受けるくらい面白くなくて、なんで原作のこの面白さを表現できないんだ! とストレスを感じていました。でも、改めてこのゴツいのを読んでみて理由がわかりました。
ゴルゴ13の面白さである、リアリティーが欠けているんです。たとえば実在する地名や団体をそのまま使い、世界情勢の闇の部分をリアルに描くところが、TVアニメではカットされたり端折られているんですよね。
でも、主人公なのに、ほとんどセリフ のないアニメってすごいと思う。
そろそろ、全巻揃えようかなぁ。
かなりゴツい本ですが、かなり面白い13話が選ばれているので、ゴルゴ入門としてもおすすめです。
一家に一冊のマストアイテムとなりそうです。
リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13
posted with amazlet at 09.05.24
さいとう たかを さいとう・プロダクション
小学館
小学館
PR
twitter
Re:Comments
[05/15 backlink service]
[03/28 dyncFeettanty]
[02/09 nakedcelebritiesu]
[02/03 celebritynuder]
[11/08 briceljq]
[11/08 homark]
[11/08 cafutas]
[11/08 domanjkoq]
[11/08 cimermana]
[11/08 domanjkou]
リンク
Re:Trackbacks