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先日、5月21日から、裁判員制度がスタートしました。

従来の刑事裁判では、裁判官3人で評決しましたが、新制度では、国民から選ばれた裁判員6人が加わり、計9人で評決することになります。

社会人のほとんどが対象となる裁判員制度ですが、所定の理由がない限り、辞退することが出来ません。
いつかは、自分が選ばれる日が来るかもしれない、という心の準備が必要でしょう。

さて、事件に関する証拠物件や証言の中で、注意しなければならないモノがあります。
それは、目撃証言。
目撃者の「記憶」に依存するため、たとえ、法廷で目撃者が、自信たっぷりに「私は、犯人の顔をはっきり見ました!」と証言したとしても、かなり怪しいと思った方が良さそうです。

それは、過去の裁判で、目撃証言が決め手となって有罪判決が下された後、真犯人が現れて無罪に転じたケースが相当数ある事からも伺えます。

記憶とは、時間とともに急速に減衰するだけでなく、自分の頭の中で間違った答えを無意識に創作してしまう事もあるようです。
目撃時の別情報からの刷り込み、事後に入ってくる情報による記憶の汚染を分別する手段が脳の中でないわけですね。
短期記憶から長期記憶への移行の際にこれが起こってしまうと、それ以降は自己では区別不能になるみたいです。

目撃証言が複雑な心理的機能の産物で、それを証拠として正確に評価するのが難しいですよね。

さて、みなさんは、裁判員に選ばれたら、どういう点に気を付けますか?
いかに客観的に事件を捉えられるか、また、被害者・加害者どちらのサイドに立って量刑を決めるのか、未熟な私には難しそうです。

さて、この制度についてですが、裁判員制・陪審制のどこが優れているのか色々な屁理屈が繰出されるが全く説得力がありません。
裁判官に市民感覚や常識に欠けるというばかげた理由を挙げている人がいます。
でも、本当に日本の裁判官の資質が問題なら、裁判官の採用方法や教育制度を改善すれば良いのです。

そもそも裁判官をはじめ、法曹関係者の市民感覚だけを問題にするのが奇妙ですよね。
むしろ、「市民」と言われている人々の方がはるかに怪しいと考えるのが正しい。
だいたいマスコミ情報に操作されやすい「市民」が人を裁くなんて最悪である。またこれだけ評判が悪い裁判員に進んでなろうという人はほとんどいない。
むしろ裁判員になろうという者が、片寄った思想の持ち主や巨大宗教団体の関係者が多くなる可能性があり、かえって危険である。
この裁判員制度は、公明党がマニフェストとして盛り込んでから小泉政権時代に法律として制定されました。
裁判へ市民参加が出来るという事ですが、その意図は某宗教団体による司法への介入でしょう。
裁判官や弁護士になるには司法試験に受からなければなれません。でも、裁判員は国民が誰でも(選ばれたら)なれるものだから某宗教団体信者がなる可能性も高い。
この制度により、司法、立法、行政の三権力に某宗教団体が大きな影響力を行使する事が出来るようになるだろうなぁ。


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