忍者ブログ
Buena Suerte! すべての人々に幸運を! すべては、気持ち!キモチ!
[323]  [322]  [321]  [320]  [319]  [318]  [317]  [316]  [312]  [315]  [314
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

さて、昨年10月に発売されたスターバックスの「ダブルショット」が好調だそうです。1本170円のプレミアム価格ですでに50万ケースが売れたとか。

【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】スタバ缶コーヒー 女性も支持

「ダブルショット」のホームページを見てみると、ブログパーツがあったので利用させてもらいました。
スターバックスⓇ「ダブルショット」



このスターバックスの缶コーヒーは、マーケティングにおけるセグメンテーションやポジショニング、またブランド戦略の格好のケーススタディとなりそうです。
このスターバックスの缶コーヒーですが、実際はサントリーの缶コーヒーで、サントリーがスターバックスとコラボレ-ションを行って進めたマーケティングで、おそらく、緑茶飲料「伊右衛門」で福寿園とのコラボレーションが成功した体験が生かされ、さらに缶コーヒーのカテゴリーでも採用したものだと思います。

これ1本179円ということで、普通の缶コーヒー(120円)よりかなり高い訳ですが、買っているのは、圧倒的に男性だろうという予想をくつがえし、実際には女性の比率も高かったということです。

勿論、味がいい、デザインが優れている、等の理由も大きいのだと思いますが、スタバでテイクアウトしている女性が、スタバの店舗価格に比べて179円なら安いと思って買ったというのが一番大きいと思います。

これも不況のスタバにとっての効果かも知れません。

ただし気になるのは、もともとのスタバのコンセプトは、家庭でもない職場でもない「第3の場」を提供するというものだったため、売上が落ちている或いはもっと売らなければならない、という目先の理由で缶コーヒーの開発を行っているとすると、ちょっと先が危ぶまれます。

サントリーにとってはスターバックスのブランド力を上手に活用し、プレミアム性を打ち出し成功したということでしょうが、長期を考えると、スターバックス にとっては、ブランドがどんどんコモディティ化して、スターバックスのプレミアム性が損なわれる結果となりかねないですね。
恐らくスタバには、店でのおもてなしの雰囲気とか、バリスタの質の向上など、もっと昔はよかったところをちゃんとしてよ、といったことを思っている(そこをスタバの価値だと考えている)利用者が多いと思いますので、この独自なブランド価値を如何に高めていくかに力を注いだ方がいいのではないかと思いますが、みなさんいかがでしょう?

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則
ハワード・ビーハー ジャネット・ゴールドシュタイン
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 1423

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
twitter
Widget




Re:Comments
[05/15 backlink service]
[03/28 dyncFeettanty]
[02/09 nakedcelebritiesu]
[02/03 celebritynuder]
[11/08 briceljq]
[11/08 homark]
[11/08 cafutas]
[11/08 domanjkoq]
[11/08 cimermana]
[11/08 domanjkou]
チームマイナス6%
ちょっとずつ、できることから。 チームマイナス6%
お役立ちサイト
私はここで英語学んでいます。
無料なのが信じられないくらい充実しています。
Re:Trackbacks
Copyright © JUNPEISM *** All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / 忍者ブログ [PR]