[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
仕事にモチベーションが湧かない。
何のために頑張るのかわからない。
あるいは、スポーツの場面で練習や試合にモチベーションが湧かない。
そういう悩みを抱えている人が増えているようですね。
私の持論はこうです。
モチベーションは自分で上げるしかない。そんなことは百も承知だ。と思われるかもしれないけど、自分で上げるしかない。
誰も他人のモチベーションを上げることはできない。
それでもモチベーションを上げられなくて困っているのだ、という人たちにひとつアドバイス。
“自分のために頑張るな”ということ。
自分でモチベーションを上げろと言いながら
自分のために頑張るなとは、いったいどういうことやねんと思うかもしれませんが、これが真実なのです。
人間は自分だけのためにはあまり頑張れない生き物らしい。
たとえば、"火事場の馬鹿力"という言葉がありますが、自分自身のために馬鹿力を発揮したという話は聞いたことがない。
自分の愛する人や小さな子供の命を救うために、馬鹿力は発揮されるのです。
プロスポーツ選手や映画俳優なども同じです。
なぜこの人たちはこんなにも頑張れるのだろう?と感じたことがあるはずです。そんな時、彼らは特別なんだからと簡単に割り切ってはいけません。
彼らだって同じ人間なんです。彼らが頑張れるのは、それが自分のためだけではなく、ファンのためだからなんです。
人のモチベーションの最大の源泉は他人の期待です。
他人に依存するのはどうかと言われそうだが、事実そうなのだから仕方がない。
だから、その事実を受け入れて生きていったほうがいい。
そもそも仕事というものは、誰かに何らかの価値を提供することにより成り立っています。
その結果もたらされるものが、収入や肩書き、スキルアップなどの報酬でしょう。
もちろん、報酬を目的として働くことが間違っているとは言いません。
だけど、それだけを目的に頑張り続けられる人間は少ないはず。
自分はいったい何のために頑張っているのだろうか?と
空しい気持ちになることは、ある意味人間らしい反応なのかもしれません。
家族のために働くというのも、確かに他人の期待を背負っているといえなくはない。
だがそれも仕事そのものではなく、仕事から得た報酬で期待に応えているに過ぎない。
すべての仕事には相手がいます。
その相手を徹底的に喜ばせようと気持ちになったとき、本当のやりがいと想像を超えるエネルギーが
もたらされるのだと思う。
仕事も、スポーツも、期待してくれてる人のために、そしてファンのために、誰かを喜ばせるために、それらを自分のモチベーションに変えてやっていこう。