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12日、高校サッカー選手権決勝をTV観戦。
新聞などのメディアでは、鹿児島城西の「攻撃」と広島皆実の「守備」の対決みたいなことを書いてありましたが、広島皆実がどうして守備のチームと言えるのだろう?

確かに得点も失点も少ない。
だがこのゲームで初めて皆実を観た私にとっては間違いなく「攻撃」のチームでした。



組織の広島皆実、個人の鹿児島城西という対決の図式だったが、試合は広島の高い位置からのプレスとポゼッションサッカーで鹿児島城西を圧倒、鹿児島城西は前線に全くボールが入らずにDFラインが押し上げられず、ほぼ一方的な展開で始まった。

しかし、ゲームは注目FW大迫のゴールで動いた。
さすがともいうべきゴールだった。

前半20分に右サイドからボールを受けると3人に囲まれながらも絶妙のボディシェイプとボールコントロールで大迫がワンチャンスからシュートを決めて見せた。
しかし広島皆実は先制点を奪われても気落ちせず、ユースサッカーらしい大きなサイドチェンジからのワイドな攻撃で鹿児島を攻め立てた。
先制されてから3分後にファーへのクロスから頭で折り返し、最後に中であわせるというサイド攻撃のお手本とも言える得点で同点に追いつくと、10分後にはこれまたサイドチェンジから中へ切れ込んでミドルを決めて鮮やかに逆転して前半を折り返す。

後半になると、広島皆実の運動量が徐々に落ちて来てFW大迫に入るボールが増え始め、彼が卓越した反転能力で度々DFを置き去りにするなど鹿児島らしさが出て来始める。すると17分に平原のドリブルからダイレクトパスをつないだ野村が同点ゴールを決めて試合は振り出しに。

ところが広島皆実はここでも脅威の粘りを見せ、12分にこの日2得点の金島が右サイドからのクロスに頭で合わせてさらにリード、あとは鹿児島城西の猛攻、最後のパワープレイも何とか耐えて見事優勝の栄冠を手に入れた。

鹿児島城西は狙い通りにFW大迫の個人能力から先制点を奪ったが、今大会通して決して磐石とは言えない守備と、ほとんどFW大迫へのロングボールやポストからしか打開、押し上げが出来ない組織力など、総合的な力で広島皆実に劣っていた事は間違い無い。

いずれにしましても、広島皆実の関係者の方々は本当におめでとうございます。

しかしながら、一方で、高校サッカー選手権は本当のユース世代の日本一ではないという意見もあります。
私もそう思う一人です。メディアの扱いが大きいから一番メジャーな大会になってしまっていますが、あくまでも高校クラブの大会。
クラブチーム、高校クラブ含めて日本一を決める高円宮杯のほうが大きく扱われてもいいのではないでしょうか?
これは、高円宮杯の決勝戦(浦和ユース vs 名古屋ユース)の動画です。
非常にハイレベルなサッカーです。サポーターも本物のレッズサポーターでしょう。

 



ちなみに、高円宮杯では浦和レッズYが鹿児島城西を圧倒しました。(3-0で浦和の勝利)



毎年、高校選手権ばかりスポットを当てられ過ぎてて、クラブユースとの実力の差が年々どう変化しているのかよく分からなくなりますね。

090113_1.jpg090113_2.jpg

















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