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バラク・オバマ第44代大統領の歴史に残る就任演説を期待して、眠い目をこすりながらTVを見ていた方も多いのでないでしょうか?
私は完全に寝ていました(爆)
残念ながらオバマ政権初日は株式市場は大幅に下落し、御祝儀的な相場どころではなく、厳しい現実を突きつけられた形になりましたね。

Barack Obama Inauguration Speech Part 1
Barack Obama Inauguration Speech Part 2


就任演説で、いくつかのことが印象に残りました。

まず、何よりも、彼の演説を聞くために、200万人近い人がワシントンに集結している事実。
こうした事実は、政治家というものが、まだ、希望やあこがれの対象であることを思い起こさせてくれます。

そして、政策的には、

・太陽光、風力、地熱を含めた自然エネルギーの活用が必要であるということ
・大きい政府か小さい政府かではなく、機能する政府を作らなくてはならないこと
・市場の機能を認めながら、監視しなければコントロールが利かなくなるものだということ

これらのことを明確にした意義は大きいと思います。


さらに、


経済が成功したかどうかは、GDPのような経済の大きさで測るものではなく、


・経済的繁栄が、どれだけ広く社会に行き届いているか、また、
・やる気のあるすべての人にチャンスを与えることができるかどうか

で決まる、と述べていたことも印象的でした。

そして、日本よりもずっと歴史の浅いアメリカで、建国の歴史と理念を誇りを持って語れることそのものが、大変うらやましく思えました。

建国の父たちが、まさに血を流して作り上げてきたアメリカという国家、そして、そのアメリカを支える自由、平等、勤勉、忍耐、フェアプレー、忠誠心という価値観について、堂々と語れることの素晴らしさ。

今、日本の政治に最も求められているもの、そして、日本の政治に欠けているものは、この国を作り直そうとする建国のスピリット(精神)ではないでしょうか。
与党だ野党だ、保守だ革新だ、などと言っているいるレベルの話ではありません。
混迷する今だからこそ、国そのものをやりかえていくような「変化」が必要です。

日本は、どのような理念や哲学を世界に示していくのか、そんな気骨のある議論、また、それができる政治が必要だと思います。
精神的なバックボーンなき国家は、結局、永続的な繁栄と幸福を手にすることが
できない。私は、そう信じています。

とにかく、オバマ新大統領の演説を聞いて、政治というものが、国を形作り、さらに、そこに宿る価値や理念を創造するものなんだということを改めて認識させられました。
いい演説をしただけに、期待したいところではありますが、オバマ大統領で米国の金融危機を乗り切ることができるのかどうか少々不安を感じています。これはまた別の機会に。

今、これめちゃ売れてるらしい。amazonでもランキング1位だった。
そのうち、今回の演説、教科書に載っちゃうんだろうな。そんな気がします。


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