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6試合連続、勝てないとは・・・。半分でも勝っていればダントツの首位だよ・・・。
ある意味、これもトヨタ・ショックです(涙)
先週の“カンブリア宮殿”で、日本理化学工業株式会社の大山泰弘会長が言っていたこと。
人間の究極の幸せは4つ。
①愛されること
②褒められること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること
仕事で働くと言うことはまさに「褒められたり」「人の役に立つこと」。
「君がいないと困る」と声をかける。
幸せの中の3つは働いてこそ得られる。
単純なことだけれど、そういった実感を日々体験できる人が現代社会にどれくらいいるだろうか。新しい時代のモデルとなりえるあり方だと感じました。
この大山会長の日本理化学工業という会社ですが、
社員の7割が知的障害者で、なおかつその半数が重度ということです。
この会社のすごいところは、現在の会社は適応できない社員は除外する風潮がある中で、会社が社員の能力に適応させる努力を数十年にわたって行ってきたということ。
日本にいる障害者は700万人以上。そのなかで、仕事に就けている人は30万人程度というのが、我が国の現状らしい。
障害者雇用率というのがあって、「普通の企業の場合、雇用者の1.8%以上障害者でないといけない」という取り決めがあるにも関わらず、なかなかこの法定雇用率が達成できない状態が続いています。
そんな中、長年にわたり、障害者を積極的に採用して、「知的障害者を隔離する方法ではなく、組織に組み込んでいく社会態勢こそが今求められているのではないか?」という姿勢に感動してしまいました。
誰かに必要とされたい。
誰かの役に立ちたい。
誰かに褒められたい。
自分一人じゃ生きられない。自分以外の人間に求められる事で自分の存在意義を感じられる。そんなこと、健常者だって障害者だって一緒ですもんね。
大山会長の、慈愛に満ちた優しい姿と語り口を目にして、新たな気持で人に優しくあることの重要さを認識しました。
いつも大変学ぶことの多い番組なんですが、今回はいつも以上の感動と学びを得ることが出来ました。
いやぁ…。あいかわらずいい番組だ。。。
今夜も観なきゃ。